在宅でできる副業のひとつとして、Webライターを考えている人も多いのではないでしょうか。
家事や子育てに忙しい主婦にとって、在宅で仕事ができるのは大きな魅力ですよね。
Webライターとして仕事をすると、自分で稼ぐ力が身につくのはもちろん、文章力、リサーチ力、タイムマネジメント力など、ビジネスパーソンにとって重要なスキルを習得することができます。
でも、
「Webライターをやってみたいけど、未経験の主婦でもできるのかな?」
「Webライターって具体的にどんな仕事をするの?」
「主婦がWebライターになるには何から始めればいい?」
と、たくさん疑問が出てきていませんか?
この記事では、これからWebライターを始める人に向けて、Webライターの仕事内容、仕事の始め方、メリットや注意点を解説します。 ぜひ最後まで読んでくださいね。
Webライターの仕事内容
Webライターとは、Web上に掲載される記事を書く人のことです。
具体的には、以下のような仕事があります。
- Webサイトのコラム記事
- ネットショップの商品説明文
- インタビュー記事
- ネット広告の文章
など、他にもたくさんの案件があります。
「なんだかむずかしそう…」と感じるかもしれませんが、「初心者OK」「未経験可」の案件もあるので、あまり身構えずにどんどんチャレンジしていきましょう。
子育てや家事、料理などの主婦の経験を活かせる案件もたくさんありますよ。
Webライターを始める6つのステップ
ここからは、Webライターの仕事をするための6つのステップを解説します。
- パソコンを用意する
- Webライティングに必要な基礎を学ぶ
- WordPressでブログを開設、10記事ほど書く
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 案件に応募する
- 記事を執筆・納品・報酬を受け取る
①パソコンを用意する
パソコンはWebライターにとって必須のアイテムです。
「どんなパソコンがいいのかわからない」という方のために、ここではWebライターに必要なパソコンの基準を紹介します。
新しく購入する場合や、持っているパソコンと比べる際の参考にしてくださいね。
- ノートパソコンがおすすめ
- CPUはCore i5以上、メモリは8GB以上、ストレージは256GBを目安に
- Windowsがおすすめ
ノートパソコンがおすすめ
おすすめはノートパソコンです。
デスクトップでも仕事はできますが、ノート型だと場所に縛られずどこでも作業ができます。
- リビングで子どもの様子を見ながら
- 気分転換にカフェで仕事
なんてことも可能です。
サイズは持ち運びしやすい13〜14インチを選ぶとよいでしょう。
CPUはCore i5以上、メモリは8GB以上、ストレージは256GBを目安に
Webライターに必要なパソコンのスペックは次のとおり。
- CPU:Core i5、Ryzen 5以上
- メモリ:8GB以上
- ストレージ:256GB以上/SSD
- バッテリー駆動時間:10時間以上
Webライターとして仕事をするのに、あまり高性能なものは必要ありません。
価格は10万円前後のパソコンを選ぶと十分な機能のものが手に入りますよ。
Windowsがおすすめ
特にこだわりがなければ、Windowsをおすすめします。
- Macよりもリーズナブル
- Microsoft Officeが最初から搭載されているものがある
- 多くの人が使用しているため、不明点を解決しやすい
クライアントによってはWordを使って納品したり、Excelで資料をもらったりすることがあるため、Microsoft Officeが最初からインストールされているものを選ぶと便利です。
また、多くの人がWindowsを使っていることから、Web上での情報量もMacより多く、いざという時に心強いですね。
操作がわからない時やトラブルが発生した場合など、ネット検索で解決できる可能性が高いのも利点です。
②Webライティングに必要な基礎を学ぶ
パソコンをそろえたら、次はWebライティングに必要な基礎を学びましょう。
まずは書籍から始めることをおすすめします。
- 沈黙のWebライティングーWebマーケッターボーンの激闘 著:松尾茂起
- 新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング 著:唐木元
- 10年つかえるSEOの基本 著:土居健太郎
本を読みながらブログで実践する…を繰り返していくと理解が深まるし、文章の練習にもなるので一石二鳥です。
本気でWebライターにチャレンジしたい人は、Webライティング講座を検討してみてください。
プロに教えてもらうことで、ムダに回り道をすることなく効率的に学べます。
どれもオンライン講座なので決まった時間に出かける必要がなく、家にいながら勉強が可能です。
忙しい主婦にとってはありがたいですね。
③WordPressでブログを開設・10記事ほど書く
Webライティングの基礎を学んだら、WordPressでブログを開設しましょう。
書いたブログをポートフォリオとしてクライアントに提出することもできるし、何よりライティングの勉強になります。
なぜ、WordPress(ワードプレス)でブログを作るの?
「なぜWordPressでブログを作るの?無料ブログでもよくない?」と思うかもしれませんが、納品の方法をWordPressで指定している案件があるからです。
現在、クライアントが運営しているサイトのほとんどがWordPressを使用しています。
文章「だけ」書けるWebライター」よりも、「WordPressも使えるWebライター」の方が重宝される可能性が高いです。
ぜひこの機会に使えるようにしておきましょう。
④クラウドソーシングサイトに登録する
ブログを作ったら、次はクラウドソーシングサイトに登録しましょう。
初心者のうちは案件を見つけにくいので、クラウドソーシングサイトを利用するのが一般的です。
以下の2社は業界トップの企業で案件数も多く、サポート体制も整っているため、初心者でも安心して利用できますよ。
初心者には便利なサイトですが、利用する際の注意点もあります。
1文字0.1円〜の報酬が低い案件が多くありますが、報酬があまりにも低いと仕事へのモチベーションが下がってしまうことも。
せっかく始めたWebライターの仕事を挫折しないためにも、文字単価0.5円以下の案件はできるだけ受注しないようにしましょう。
⑤案件に応募する
応募できそうな案件を見つけたら、さっそく応募しましょう。
初心者におすすめの案件の条件を紹介します。
- 文字単価0.5円以上の案件
- マニュアルがある案件
- 企業が募集している案件
先にも書いたとおり、報酬があまりに少ないとモチベーションが下がってしまいます。
マニュアルの用意がある案件は、仕事をしながらWebライターのノウハウを身につけられるため、初心者におすすめです。
⑥記事を執筆・納品・報酬を受け取る
仕事を受注できたら、いよいよ執筆に取りかかります。
クライアントのマニュアルや指示書があるなら、それに沿って記事を書いていきます。
疑問点や質問したいことが出てきたら、クライアントに相談します。
自己判断をすると、クライアントの書いてほしい文章とかけ離れたものができあがってしまう恐れがあるので、必ず相談するようにしましょう。
納品したら、クライアントが検収して、修正がなければ完了となります。
報酬が振り込まれているか確認するようにしましょう。
クラウドソーシングサイトを利用している場合は、サイトから振り込まれます。
主婦がWebライターで働くメリット3つ
主婦がWebライターで働くメリットをご紹介します。
- 自分の経験が活かせる
- 好きな場所・時間に働ける
- スキルが身につく
①自分の経験が活かせる
Webライターは、これまでの自分の経験を活かして記事を書くことができます。
看護師をしていたなら医療系の記事、経理をしていたなら税金・金融系の記事が書きやすいと思います。
また、人に言えないような悩みやコンプレックスが役に立つことも。
私の知り合いは、過去に自己破産をしてしまった経験からカードローンに特化した記事を書いていました。
「私はそんな特別な経験がないからムリ…」と思う人もいるかもしれませんが、主婦業も立派な経験です。
「節約」「子育て」「時短料理」などの執筆案件もあるので、自分にとって書きやすい案件を探してみましょう。
あなたが主婦としてがんばってきた体験をもとに執筆すれば、読者に寄り添ったいい記事になるはずです。
②好きな場所・時間に働ける
Webライターは基本的に在宅で仕事をするため、家事のスキマ時間や子どもが寝たあとなど、場所や時間を自由に選んで働けます。
気分転換にカフェにパソコンを持ち込んで執筆、なんてことも可能です。
主婦にとってはフレキシブルに働けるのは大きな魅力ですよね。
③スキルが身につく
Webライターとして働くことによって、様々なスキルを身につけることができます。
- 文章力
- SEOの知識
- リサーチ力
- 情報を取捨選択して整理する力
- タイムマネジメント力
特に、文章力はビジネスパーソンにとって重要なスキル。
必要な情報をわかりやすく伝える能力は、本業や他の副業にも活かすことができます。
主婦がWebライターで働く上での注意点3つ
主婦にはうれしいメリットがたくさんあるWebライターですが、もちろん注意点もあります。
本格的に始める前に、しっかり確認しておきましょう。
- はじめのうちは報酬が安い
- 孤独感がある
- 確定申告が必要になる
①はじめのうちは報酬が安い
初心者は文字単価がどうしても安くなりがちです。
0.5円〜と低単価の案件が多く、気持ちが折れそうになることも。
しかし、どんな仕事も最初は報酬が安いもの。
経験を積んだり、スキルアップしていくうちに収入も増えていきます。
「はじめのうちは実績作り・経験値アップのため」と割り切りましょう。
②孤独感がある
Webライターは基本、在宅で一人きりで仕事をすることが多いです。
まわりに相談する相手がいないことから、不安な気持ちになることも。
Webライターのオンラインサロンに加入したり、相談相手を見つけておくのもいいでしょう。
③確定申告が必要になる
副業でWebライターで仕事をする場合、年間の所得金額が20万円を超えると確定申告をする必要があります。
提出期間ギリギリになって慌てることのないように、しっかり調べておきましょう。
会計ソフトを使えば比較的ラクに済ますことができますよ。
- 弥生の確定申告ソフト:フリープランなら、すべての機能がずっと無料で使える
- Money Forwordクラウド確定申告:マネーフォワード各種との連携が便利
- クラウド会計ソフトfreee:クラウド会計ソフトのシェアNo.1
まとめ
今回の記事では以下のことを解説しました。
- Webライターの仕事内容
- Webライターを始める6つのステップ
- ①パソコンを用意する
- ②Webライティングに必要な基礎を学ぶ
- ③WordPressでブログを開設・10記事ほど書く
- ④クラウドソーシングサイトに登録する
- ⑤案件に応募する
- ⑥記事を執筆・納品・報酬を受け取る
- 主婦がWebライターで働くメリット3つ
- ①自分の経験が活かせる
- ②好きな場所・時間に働ける
- ③スキルが身につく
- 主婦がWebライターで働く上での注意点3つ
- ①はじめのうちは報酬が安い
- ②孤独感がある
- ③確定申告をする必要がある
Webライターは主婦でも未経験でも始められる魅力的な仕事のひとつ。
決してラクではありませんが、身につけたスキルは他の仕事でも役に立ちます。
何より、会社に頼らず自分の力で報酬を得られると大きな自信につながります。
経験を積めば、専業のWebライターとして働くことも可能です。
そうすればますます自由な働き方ができるようになるでしょう。
この記事を読んで少しでもやってみたいと思ったなら、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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