ミニマリストと節約って相性がいいって聞いたけど、なぜなの?
具体的に知りたい。
こんにちは!たみこ(@tamico_minimum)です。
ミニマルな暮らしをはじめて約3年、40代前半の倹約ミニマリストです。
ミニマリストになる過程でいろんなものを手放してきました。
その中でも節約につながったモノを5つご紹介します。
この記事を読めばミニマリストと節約の相性の良さがわかり、節約がやりやすくなるはずです。
ぜひ最後までお読みくださいね。
はじめに:なぜ、ミニマリストと節約は相性がいいのか
もうすでに、いるモノはすべて持っている=これ以上購入する必要がない=支出が減る
ミニマリストと聞くと、どんな人を思い浮かべますか?
- 家具も家電もなにもない部屋で暮らしている人
- 極限までモノを捨てて、修行僧のような生活をしている人
- 毎日同じ服で生活している人
- 厳選したお気に入りのモノだけ所有している人
- 無駄遣いをなくしてライフコストを下げまくっている人
だいたい、このようなイメージではないでしょうか。
ミニマリストとひとことで言ってもいろんなタイプがありますが、共通しているのは「自分にとって必要なモノだけを厳選して持っている」ということ。
「もうすでに必要なモノは持っている」とわかっているため、衝動買いしたり、足りないかも…と大量に買ったりすることがないんです。
また、モノをたくさん手放していく過程で自分にはどんなものが必要で、どんなものが好みなのかがはっきりと見えるようになり、自分軸が明確になります。
自分軸をもつと世間一般の常識に流されず、自分の判断で「いる・いらない」がジャッジできるため、より無駄な買い物が減っていきます。
これが、ミニマリストと節約が相性がいいといわれる理由です。
次からは、私が実際に手放して節約につながったモノを5つご紹介します。
手放してお金が貯まったモノ1:服
トレンドを追うのではなく、好きな服だけ持つ。「必要になったら買う」を徹底する。
ファッションにこだわりのある人はともかく、そうでない人は、実際に着ている服ってワンシーズン10着前後(トップス・ボトムス約5着ずつ)くらいではないでしょうか。
私も着る服がだいたい決まっていて、捨て活によってワンシーズン8着あれば足りることが判明したんです。
お気に入りの服がベージュ・ネイビー・ブラックの3色のみだったり、カジュアルなデザインのものばかりだったりと、必要な服の量と好みがわかってからは、衝動買いが完全になくなりました。
以前はふらりとお店に寄ったりネット通販を眺めたりして、なんとなく欲しいと思うものを買ってしまい散財することもありましたが、今では汚れたりくたびれたりして買い替えが必要になったときに買うだけに。
服はファストファッションでも数枚買うとけっこうな金額になりますよね。買う機会が減るだけで節約につながりますよ。
手放してお金が貯まったモノ2:テレビ
NHK料金の支払いがなくなる。
もともとテレビを見ることが少なかったんですが、タブレットを購入してからは、まったく見なくなっていたわが家。
完全にオブジェ化していました
「一家に一台テレビをもつ」という世間の常識に流されて所有していただけだったと気づき、売却することにしました。
家からテレビがなくなったことで、NHK料金を払わなくてよくなったのはうれしかったです。
ほとんど観ていないのに、地上波だけでも年間1万円以上の出費だったのが地味に痛かったので助かりました。
部屋が広くなり、掃除がラクになった。
テレビ、テレビ台、グニャグニャした配線のかたまりがなくなって部屋が広くなり、掃除もかなりラクになりました。
テレビってホコリをよせつけるのでこまめに掃除する必要がありましたが、それでもホコリはなくならず…衛生面でも手放してよかったです。
テレビを手放してから3年くらい経ちますが、困ったことは一度もないです。
ニュースはネットの方が早いし、情報は自分で調べて取りにいくようにしたほうがメンタル的にもいいです。
テレビを持っていないデメリットをあげるならドラマやバラエティ番組の内容がわからなくなり、話題についていきにくくなることでしょうか。
しかし最近は見逃し配信サービスで多くの番組が観られるようになったため、このデメリットも気になることはありません。
手放してお金が貯まったモノ3:収納棚
収納できるスペースがあるとモノが増える原因になる。
モノを買うときに、収納する場所がないからと購入をためらった経験、ありませんか?
この気持ちを逆手にとり、モノを減らすのと同時に収納棚もいっしょに手放していきました。
- 本棚
- 食器棚
- 衣装ケース
- かご類
- 雑多なものが入っている棚
本はクローゼットに収まるだけ持つようにして、本棚は手放しました。
食器もキッチンの引き出しに収納できるくらいまで減らし、食器棚を撤去。
服はクローゼットに収まるだけにして、「なんとなく」で持っていたかご類、収納棚はすべて捨てました。
人はぽっかり空いたところがあると埋めたくなってしまう「空間の法則」という習性があるそうです。
空間を埋めたくなって不要なモノを買ってしまう前に、収納場所を消してしまいましょう。
部屋も広くなり、貯蓄も進むので一石二鳥です。
手放してお金が貯まったモノ4:民間保険
公的の社会保険で充分カバーできる。
今よりもマネーリテラシーがずっと低かった頃、保険屋さんに勧められた貯蓄型生命保険に何の疑いもなく加入していました。
月に28,000円も支払ってました…高い
「でも貯蓄型保険なら満期時に戻ってくるからいいんじゃないの?保障もあるし、銀行の利息より良いらしいし」と思う人もいるでしょう。
しかし貯蓄は貯蓄、保険は保険。まったくの別物です。
公的の社会保険で充分な保障を受けられるのに、保険に高いお金を払うのはもったいないです。
- 高額な医療費を支払ったときは「高額医療費制度」がある
- 仕事を辞めたら「失業保険」を受けられる
- 病気やケガで会社を休んだら「傷病手当金」がもらえる
- 自分が亡くなったとき、養っていた遺族は「遺族年金」が受け取れる
急にまとまったお金が必要になったとき、保険だと途中解約すると支払った金額より低くなることも。
それならフレキシブルに使える現金を持っておく方が断然良いでしょう。
今の自分にはどんな保障が必要なのか、加入している社会保険で受けられる保障はなんなのか、確認してみてください。意外と「充分足りるかも」と思うかもしれません。
それでも足りないな、と思う部分に民間保険でカバーするようにしましょう。
不安な気持ちに流されるまま、保険に入らないように!
あっという間に蓄財から遠のいちゃいますよ。
手放してお金が貯まったモノ5:銀行口座
お金の出入口を必要最低限にして、資産を把握しやすくする。
使っていない銀行口座があったら解約しましょう。
蓄財するなら、自分が今いくら持っているのかを常に管理できるようにしておくのは必須条件。
お金の出入口がたくさんあるとお金が散らばってしまい、自分の総資産がいくらなのか把握しづらくなります。
私の場合、使っていない口座をすべて解約したら戻ってきたお金が2万円以上もあって、びっくりした経験があります。
「お金がないのではなく、自分が散らかしているだけかもしれない」と思った瞬間でした。
今は楽天銀行と住信SBIネット銀行、ゆうちょの3口座だけ持つようにしています。
銀行口座をたくさん持っていてもお金は貯まりません(涙)
また、自分に何かあったときに口座解約の手続きするのは、自分以外の家族がすることになります。
他人の口座解約は時間と労力がかかります。家族の迷惑にならないためにも、口座は今からシンプルにしておきましょう。
おわりに
今回はミニマリストが手放してお金が貯まったモノ5つを紹介しました。
- 服
- テレビ
- 収納棚
- 民間保険
- 銀行口座
人によっては、手放すのがむずかしいと感じるものもあるかもしれません。
でも、「あって当たり前」と思っていても、自分の生活には必要ないものってけっこうあります。
絶対に必要!とわかっているもの以外は、試しに手放してみてください。
「ないと困ると思っていたけど、意外と大丈夫だった」という経験を積むことで、身の回りがシンプルになり、生活が変わります。
ムダ遣いを減らして、お金を貯めやすい環境を自分でつくっていきましょう。
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