「Webライターの仕事がしたいからパソコンがほしい。でもどんなパソコンを選べばいいの?」
「種類が多すぎてどれがいいのかわからない。Webライターにおすすめのパソコンを知りたい!」
これからパソコンを買う予定の人、買い替えを検討している人はこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。
結論をいうと、Webライターの仕事をするならパソコンは何でもOK。新品なら5万円以上、中古なら3万円以上のパソコンで充分です。
すでにパソコンを持っている人は、Webライターの仕事を始めるからといって買い替える必要はありません。手持ちのパソコンでWebライターの仕事を始めて、稼げるようになってから購入を検討しましょう。
「いやいや、何でもいいと言われても、持っているパソコンのスペックで大丈夫なのか不安だよ」「何を基準にして選べばいいかわからないよ!」という人もいると思います。
この記事では、
・これからパソコンを購入する人
・今持っているパソコンで大丈夫か確認したい人
・買い替えを検討している人
に向けて、Webライターにおすすめのパソコン10選、パソコンの選び方を紹介します。
あったら便利な周辺機器、パソコンに関するQ&Aもあわせて解説しますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
- Webライターに適したノートパソコンがわかる
- Webライターの仕事に必要最低限のスペックがわかる
- おすすめのパソコン、周辺機器がわかる
Webライターに最適なパソコンの選び方5つ
Webライターに適したパソコンを選び方は全部で5つあります。ひとつずつ答えを出していくと、どんなパソコンを買えばいいかが具体的にわかるようになりますよ。それでは順番に解説していきます。
- 1:デスクトップかノートパソコンか
- 2:MacかWindowsか
- 3:パソコンの大きさはどれくらいか
- 4:パソコンの予算はどれくらいか
- 5:Webライターのパソコンに必要なスペックはあるか
1:デスクトップかノートパソコンか
ノートパソコン | デスクトップパソコン | |
---|---|---|
価格 | 安め | 高め(本体とモニターの二つを揃える必要がある) |
持ち運びのしやすさ | しやすい | しにくい(基本的に自宅のみ) |
執筆時の姿勢 | 自由 | 固定 |
画面サイズ | 小さめ | 大きめ |
結論、Webライターはノートパソコンがおすすめです。
デスクトップでも仕事はできますが、Webライターの魅力のひとつに「どこでも仕事ができる」ことが挙げられます。カフェで執筆したり、旅先でも作業を進めたりなど、場所を変えて仕事をしたい人はノートパソコンが良いでしょう。
自宅で作業する、モニターは大きい方がいいという人はデスクトップ型が向いています。将来、Webライターだけでなく動画編集やWebデザインもしたいと考えているならメモリやストレージを増設できるデスクトップ型を選ぶようにしましょう。
2:MacかWindowsか
Mac | Windows | |
---|---|---|
メリット | ・洗練されたデザイン ・iPhoneなどのApple製品と連携できる | ・種類が豊富 ・周辺機器が取り付けやすい |
デメリット | ・価格が高い ・周辺機器の選択肢がWindowsより少ない | ・不要なソフトがインストールされている ・セキュリティがMacよりやや不安 |
Webライターの仕事をするなら、どちらでもOKです。使い慣れているほうを選びましょう。
「どちらにするか決められない」「パソコンに慣れていない」という人は、Windowsをおすすめします。
Windowsのパソコンは種類が豊富で、新品でも5〜6万円台から購入できるメリットがあります。WindowsはMacに比べてユーザー数が圧倒的に多く、ネット上の情報もたくさんあることから、トラブルが起きた時にネット検索をすると解決できる可能性が高いんです。パソコンにあまり詳しくない人は、Windowsを選択しておきましょう。家族や友人にも質問しやすいですよ。
3:パソコンの大きさはどれくらいか
ノートパソコンの大きさは13〜14インチがおすすめです。
あまり小さいと作業しにくく、大きすぎると持ち運ぶときが大変です。13〜14インチだと大体A4に近いサイズになります。外出先での作業が多くなりそうなら13インチ、目の疲れが気になる人は14インチ以上が良いでしょう。
4:パソコンの予算はどれくらいか
最初のうちは新品なら5万円以上、中古なら3万円以上のもので充分です。
先にも書いたとおり、Webライターの仕事をするなら高性能のパソコンは不要です。Webライターの仕事をしていくうちに、物足りなさを感じるようになってきたら上位機種に買い換えましょう。
5:Webライターのパソコンに必要なスペックはあるか
- 1:CPU:Core i3、Ryzen3以上
- 2:メモリ:8GB以上
- 3:ストレージ:128GB以上・SSD
- 4:画面サイズ:13〜14インチ
- 5:バッテリー:6時間以上
1:CPU:Core i3、Ryzen 3以上
Webライターの仕事をするなら、Intel社の「Core i3」、またはAMD社の「Ryzen 3」以上を選びましょう。
CPUはパソコンの脳にあたる部分。情報処理や周辺機器、ソフトウェアなどの部品の動きを管理する役割を果たし、パソコンの処理スピードに関わってきます。
CPUは数字が上がるにともない、性能が高くなります。
intel社のCore iシリーズには「Core i 9」「Core i 7」「Core i 5」「Core i 3」の4種類があり、数字が大きくなるにつれて価格と性能が上がります。
AMD社のRyzenシリーズも「Ryzen 9」「Ryzen 7」「Ryzen 5」「Ryzen 3」があります。こちらも数字が大きくなるにつれて価格と性能が上がります。
Intel(インテル) | AMD(エーエムディ) | 性能・パフォーマンス |
---|---|---|
core i9 | Ryzen 9 | ・Intel、AMDともに最上位のCPU ・ゲームプレイ、VRや4Kビデオの編集といった負荷の高い作業もOK ・クリエイター、ゲーマー向け |
core i7 | Ryzen 7 | ・オンラインゲームや高画質の画像編集、動画編集などで活躍 ・クリエイター、ゲーマー向け |
core i5 | Ryzen 5 | ・Intel、AMDともにミドルレンジの位置づけ ・ビジネスにもホビーにも問題なく使える ・一般層向け |
core i3 | Ryzen 3 | ・書類作成、Webサイトの閲覧などの一般的な作業ができる ・文書作成が中心の一般層向け |
クライアントとの打ち合わせやインタビューでZOOMを使う機会がありますが、ZOOMを使える機能条件にCore i3(Ryzen 3)以上が推奨されています。Webライターは文書作成が中心になるため、Core i3(Ryzen 3)以上を選んでおけば安心です。
Webライティング以外にも、画像作成や動画作成もしたいと考えている人はCore i5(Ryzen 5)以上をおすすめします。
2:メモリ:8GB以上
メモリはデータを一時的に記録する部分で、作業スペースにあたります。
メモリの容量が多いと作業スペースが広くなるため、一度に広げられるデータが多くなり作業効率が上がります。
反対に、メモリの容量が少ないと作業スペースが狭くなって、作業効率が落ちてしまいます。
Webライターの仕事をするなら8GB以上を選びましょう。
メモリ容量 | ネット閲覧 | 文書作成 | ZOOM | 動画閲覧 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
4GB | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎(画面共有は厳しい) | △ | ネット閲覧、メール送信程度ならOK。 |
8GB | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | 複数のソフトウェアを立ち上げながら作業が可能。動画の閲覧も問題なくできる。 |
16GB | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | 動画編集や3Dゲームをスムーズに行える。Zoomを主催するならこの容量が望ましい。 |
32GB | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | 4Kの動画編集などの負荷のかかる専門的な作業が行える。 |
8GBは現在のパソコンの標準ライン。文書作成やZOOM会議などの標準的な使い方をするなら、8GB以上あるのが望ましいです。ゆくゆくは動画編集や動画配信もしてみたいと考えているなら、16GB以上あるほうがいいでしょう。
3:ストレージ:128GB以上・SSD
ストレージはデータを長期間保管する部分で、保管庫の役割にあたります。
メモリに保管されたデータはパソコンの電源を切ると残りませんが、ストレージに保管されたデータは削除しない限り保存されます。
ストレージを選ぶ基準は主に2つあります。
HDDかSSDか
最適な容量はどれくらいか
まずHDDかSSDかですが、SSDを選びましょう。
HDDと比べて処理速度が速く、消費電力や静音性にも優れています。
ストレージ容量は128GB以上がおすすめです。
Webライターの仕事では、容量はあまり多くなくても大丈夫です。Googleドライブなどのクラウドサービスや外付けのHDD、SDDを利用すれば充分でしょう。画像やファイルを多数保存するなら256GB以上を選べば安心ですよ。
ストレージ容量 | 用途 |
---|---|
128GB | ネット閲覧、オフィスワーク |
256GB | オフィスワーク、軽い動画や写真の編集 |
512GB | 画像編集、動画編集、プログラミング |
1TB | ゲーム、4Kの動画編集 |
4:画面サイズ:13〜14インチ
画面サイズは13インチ以上をおすすめします。
13インチのノートパソコンはA4サイズ(297mm×210mm)に近い大きさです。
外出先で執筆をすることが多い人は持ち運びしやすい13〜14インチ、自宅で執筆することが多い人は15インチ以上がいいでしょう。
もし使っていくうちに大きい画面がほしくなったら、デュアルディスプレイという手もあります。
デュアルディスプレイとは2つ以上の画面を同時に使用すること。ひとつの画面で執筆するよりも作業効率が上がるため、多くのWebライターさんが活用しています。外出先ではノートパソコン、自宅で仕事をするときはデュアルディスプレイと使い分けるのもいいですね。
5:バッテリー:6時間以上
バッテリーは必要な電力を蓄えておくための予備電源にあたる部分。
電源がない場所でも一定時間ノートパソコンが使えます。外出先でパソコンを使うことが多いなら容量の大きいものを選びましょう。
バッテリー駆動時間が6時間以上あるのが望ましいです。
外出先でバッテリー切れが不安だという人は、モバイルバッテリーとの併用を検討しましょう。
10万円以内で買えるWebライターにおすすめのノートパソコン7選
これまでの内容をふまえて、おすすめのノートパソコンを紹介します。10万円以内の比較的購入しやすいモデルを選定しました
注意!:本記事をご覧いただいている時点では、すでに販売が終了している、価格変更しているなどの場合があります。あくまで実例として参考にしてください。
商品名 | 価格(税込) | 画面サイズ | CPU | メモリ | ストレージ | バッテリー |
---|---|---|---|---|---|---|
Lenovo (レノボ):IdeaPad Slim 170 | 62,800円 | 14インチ | Ryzen 5 | 8GB | 256GB/SSD | 約10時間 |
ASUS (エイスース):Vivobook Go 14 E1404FA | 79,800円 | 14インチ | Ryzen 5 | 16GB | 512GB/SSD | 約11時間 |
富士通FMV:Lite WA1 | 99,800円 | 15.6インチ | Core i5 | 8GB | 256GB/SSD | 約8.2時間 |
HP (ヒューレッドパッカード):HP15s-fq | 96,282円 | 15.6インチ | Core i5 | 8GB | 256GB/SSD | 約7.5時間 |
Lenovo(レノボ): IdeaPad Flex 570 | 79,800円 | 14インチ | Ryzen 7 | 16GB | 512GB/SSD | 約10時間 |
DELL(デル:Inspiron 15 3520 | 88,700円 | 15.6インチ | Core i5 | 8GB | 512GB/SSD | 約6.5時間 |
NEC (エヌイーシー):LAVIEN15S | 99,800円 | 15.6インチ | Core i5 | 8GB | 512GB/SSD | 約6.5時間 |
1:Lenovo(レノボ): IdeaPad Slim 170
CPU | Ryzen 5 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB/SSD |
画面サイズ | 14インチ |
価格 | 62,800円(2024年1月Amazon価格) |
バッテリー | 約10時間 |
重さ | 約1.4kg |
特徴 | ・コストパフォーマンスの良いエントリーモデル ・耐久性、軽量性に優れており、持ち運びしやすい |
Lenovo(レノボ)は耐久性、操作性に定評があるPCメーカー。日経コンピュータ顧客満足度調査(2021-2022
)でノートPC部門で1位を獲得したこともあり、法人・個人問わず愛用者が多いのが特徴です。IdeaPad Slim1シリーズはコストパフォーマンスも良く、初心者Webライターにとって十分な機能を備えたパソコンといえるでしょう。
2:ASUS (エイスース):Vivobook Go 14 E1404FA
CPU | Ryzen 5 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB/SSD |
画面サイズ | 14インチ |
価格 | 79,800円(2024年1月Amazon価格) |
バッテリー | 約11時間 |
重さ | 約1.38kg |
おすすめポイント | ・低価格だがスペックが高い ・軽量で耐久性があり、外へ持ち出すことが多い人におすすめ |
ASUS(エイスース)はパソコンやスマートフォンをはじめ、 マザーボードやビデオカードなどのパソコンパーツの開発もしている世界トップクラスのPCメーカー。中でもVivoBookシリーズは低価格のわりに高スペックで軽量なため、学生や社会人から非常に人気があります。外出先での執筆が多い人におすすめのパソコンです。
3:富士通FMV:Lite WA1
CPU | Core i5 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB/SSD |
画面サイズ | 14インチ |
価格 | 99,800円(2024年1月Amazon価格) |
バッテリー | 約8.2時間 |
おすすめポイント | ・開発から製造までを国内で行なっており、製品のクオリティが高い ・アフターサポートが充実している(電話9時〜18時、チャット24時間) |
富士通のパソコンは開発から製造までをすべて国内で行なっており、製品のクオリティがとても高いのが特徴です。アフターサポートが電話なら9時〜18時、チャットなら24時間対応と充実しているため、パソコン初心者も安心して使い続けることができますよ。
4:HP (ヒューレットパッカード):HP15s-fq
CPU | Core i5 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB/SSD |
画面サイズ | 15.6インチ |
価格 | 96,282円(2024年1月Amazon価格) |
バッテリー | 約7.5時間 |
おすすめポイント | ・基本性能を備えた、シンプルでスタイリッシュなデザインで人気がある ・年中無休の電話サポート、1年間の使い方サポートなどアフターフォローが充実している |
HP(ヒューレットパッカード)のノートパソコンは、コスパの良さと豊富なラインナップが特徴。エントリーモデルにあたる「HP」シリーズはスタイリッシュなデザインとシンプルで使いやすい性能を備えており、女性や若い人から人気があります。サポートも充実しているため、初心者の人におすすめのパソコンといえるでしょう。
5:Lenovo(レノボ): IdeaPad Flex 570
CPU | Ryzen 7 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB/SSD |
画面サイズ | 14インチ |
価格 | 79,800円(2024年1月Amazon価格) |
バッテリー | 約10時間 |
おすすめポイント | ・ディスプレイ面が180度回転する2-in-1モデル ・お手頃な価格のわりに高性能でコスパが良く、スタイリッシュなデザインが特徴 |
こちらのLenovo(レノボ)のパソコンは、ディスプレイ面が180度回転する2-in-1モデルになっています。バッテリー駆動時間は約10時間もあるため、外出先で使うのに重宝しますよ。高性能ですが手の出しやすい価格になっており、非常にコスパに優れた製品と言えるでしょう。
6:DELL(デル):Inspiron 15 3520
CPU | Core i5 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 512GB/SSD |
画面サイズ | 15.6インチ |
価格 | 88,700円(2024年1月Amazon価格) |
バッテリー | 約6.5時間 |
おすすめポイント | ・Web会議に便利なWebカメラが内蔵されている ・急速充電機能つき |
Dell(デル)はアメリカに本社がある、世界シェア率第3位のパソコンメーカーです。Inspiron 15 3520は、エントリーモデルながら第11世代のCore i5を搭載。優れた静音性、Web会議に便利なWebカメラ内蔵と、コストパフォーマンスの高い1台になっています。
7:NEC (エヌイーシー):LAVIE N15S
CPU | Core i5 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 512GB/SSD |
画面サイズ | 15.6インチ |
価格 | 99,800円(2024年1月Amazon価格) |
バッテリー | 約6.5時間 |
おすすめポイント | ・製造から品質管理まですべて日本で行なっている ・パソコンも高品質で長く快適に使える |
NECのパソコンは製造から品質管理まですべて日本で行なっています。修理やトラブル対応、データのバックアップや復旧サービスとサポートも手厚いため、安心して購入できますね。パソコン自体も高品質なため、長く快適に使えるのもうれしいポイントです。
ノートパソコンとあわせて揃えたいアイテム5選
ノートパソコンだけでもWebライターの仕事はできますが、あればもっと便利になるアイテムを5つ紹介します。一気にぜんぶ揃える必要はありませんが、仕事をしていくうちに欲しいと思ったものがあれば、ぜひ参考にしてくださいね。
- マウス
- ノートパソコンスタンド
- モバイルWi-Fi
- 外部ディスプレイ
- モバイルバッテリー
1.マウス
ノートパソコンにはタッチパネルがありますが、マウスを使い慣れている人が多いのではないでしょうか。外出先で執筆する機会が頻繁にあるなら、持ち運びしやすいワイヤレスマウスがおすすめ。Webライターなら1,000〜5,000円台のミドルレンジのマウスで充分です。
筆者はふつうのワイヤレスマウスを使用していますが、Webライターの中には「トラックボールマウス」を愛用している人もいます。トラックボールマウスは、親指でボールをコロコロ操作してマウスポインターを動かします。執筆や調べ物などでパソコンに向かう時間が多いWebライターにとって、手や腕への負担を軽減できるトラックボールマウスはぴったりのアイテムといえるでしょう。
2:ノートパソコンスタンド
ノートパソコンを使うならノートパソコンスタンドも揃えておくと良いでしょう。デスクに直置きするよりラクな姿勢で執筆できます。
モニターが目線より低いと、背中が丸まって肩こりの原因になってしまいます。ノートパソコンスタンドを使ってモニターをできるだけ正面に持ってくるようにしましょう。
Webライターは体が資本です。「肩が痛くて仕事がツラい…」とならないように気をつけましょう。
ちなみに筆者が使っているノートパソコンスタンドはこちら→CAAKTノートpcスタンド
慣れないうちは少し違和感がありますが、平置きの状態でタイピングするよりラクに入力できるようになりましたよ。
3:モバイルWi-Fi
カフェやコワーキングスペースで仕事をするならモバイルWi-Fiは必須。「わざわざ用意しなくてもフリーWi-Fiがあるところに行けばええやん?」と思う人もいるかもしれませんね。
しかし、カフェなどの公共のフリーWi-Fiは安全性が確保されていないことが多いんです。データを盗み見される危険性があるため、Webライターの仕事で使うことはおすすめしません。クライアントの情報が漏洩してしまったら大変なことになります。かならず自前のモバイルWi-Fiを用意しましょう。
筆者は「楽天モバイル」のモバイルWi-Fiを使用しています。20GBを超えても月額3,278円(税込)と、大容量なのに費用も抑えられてとてもお得です。
「GMOとくとくBB WiMAX2+」のモバイルWi-Fiもおすすめです。
- 通信速度が早くて安定している
- 全国にエリアを拡大している
- 月間データ容量が無制限に使えて、月額4,688円(税込)とお得
料金も安くて通信速度も速いため、初心者WebライターにおすすめのモバイルWi-Fiです。ぜひ検討してくださいね。
4:外部ディスプレイ
Webライターは参考資料やマニュアルをみながら執筆することが多いです。そのため、大きい画面のほうが効率よく記事を作成できます。
ノートパソコンだけでも仕事することは可能ですが、画面が大きいと目の疲れも軽減されます。Webライターの仕事が増えてきたら、外部ディスプレイを導入してみてくださいね。
おすすめはDell(デル)のS2421HS 23.8インチ モニターです。
5:モバイルバッテリー
外出先でパソコンを利用するならモバイルバッテリーを持っていくと安心です。コンセントのある施設ばかりではないので、念のため用意しておくことをおすすめします。
ちなみに筆者がもっているのはAnker(アンカー)のモバイルバッテリー。パソコンだけでなく、スマホの充電にも使えるのでいつも持ち歩いています。
Webライターのパソコンに関するよくある疑問Q&A
「Webライターの仕事をするためのパソコンの条件はわかった。じゃあさっそく買いにいこう!」と思っても、いざ購入するときに疑問が出てきたりしますよね。ここでは購入時によくある疑問を5つピックアップしました。ひとつずつみていきましょう。
- Webライターはスマホやタブレットで仕事をこなせますか?
- Webライターはパソコンを経費にできますか?
- パソコンの延長保証に入ったほうがいいですか?
- WebライターにWordは必要ですか?
- パソコンの購入予算はどれくらい見積もればいいですか?
1.Webライターはスマホやタブレットで仕事をこなせますか?
スマホ・タブレットでできないことはないですが、基本的にNGです。
理由は作業効率が悪いから。パソコンに比べて画面も小さく、執筆もリサーチも手間がかかります。長文を書くにはパソコンが圧倒的に有利です。
どうしても使いたい場合は外付けのキーボードをつけるか、リサーチなどの補助的な役割で使うことをおすすめします。
2.Webライターはパソコンを経費にできますか?
はい。パソコンや周辺機器の購入代金、ネットの通信費など、Webライターの仕事に関わる費用は経費になります。経費計上するなら、購入した時の領収書はきちんと保管しておきましょう。
注意:10万円以上の備品、機器は一括で経費にすることができません(白色申告の場合。青色申告の場合は条件があるが可能)。
国税庁が定めている耐用年数にしたがって分割して「減価償却費」で計上する必要があります。確定申告をするときは、経費の上げ方をよく確認しましょう。
参考HP 国税庁:No.2106 定額法と定率法による減価償却(平成19年4月1日以後に取得する場合)
3.パソコンの延長保証に入ったほうがいいですか?
延長保証が必要かどうかは人によります。
不具合が起きても自分でなんとかできる、割り切って買い直せる人は延長保証は不要でしょう。
反対に、入っていないと不安を感じる、高い修理代を払いたくないと思う人は加入しましょう。
4.WebライターにWordは必要ですか?
Wordは必須ではありません。あれば便利ですが、仕事を続けていくうちに必要になったら考えましょう。
筆者は執筆にはGoogleドキュメントを使っています。Googleドキュメントとは、Googleが提供している文章作成ツールのこと。Googleアカウントを持つと無料で使えます。
利便性の良さから、現在はGoogleドキュメントでの納品がメインになりつつあります。Wordでの納品を指定する案件もありますが、Googleドキュメントを使えるようになっておくほうが案件の幅が広がりますよ。
参考HP Google ドキュメントは何がすごい? 代表的な機能や使いこなすポイント
5.パソコンの購入予算はどれくらい見積もればいい?
パソコンのみなら、新品で5万〜10万円ほど見積もっておけばOKです。初心者Webライターなら10万円以下のノートパソコンで充分。中古なら3万円以上見積っておきましょう。マウスも購入するならプラス5,000円ほど必要です。
はじめのうちはパソコン本体+マウスだけ揃えれば大丈夫。仕事をこなして経験を積む中で、必要だと思うものを増やしていきましょう。
初心者Webライターは「Core i3・メモリ8GB・128GB/SSD」以上のノートパソコンでOK!
本記事は、初心者さん向けにWebライターにおすすめのノートパソコン10選、パソコンに必要なスペック、パソコンの選び方を紹介しました。
パソコンに詳しくなくても「Core i3(Ryzen 3)・メモリ8GB・128GB/SSD」のスペックがあるパソコンを選べば、問題なくWebライターの仕事をこなせるでしょう。ぜひこの記事を参考にして、後悔のないパソコンを選んでくださいね。
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